ランゲージエクスチェンジのやり方は? マナーやレッスンの進め方は?

ランゲージエクスチェンジを始める前に知っておくべきマナーや、お互いのレッスン進め方について
目次

無料でネイティブから英語を教えてもらえるランゲージエクスチェンジとは?

この記事では、「ランゲージエクスチェンジ」について私の経験談と実際のやり方、ランゲージエクスチェンジのマナー、進め方についてお話してみたいと思います。

日本にいながらにしてネイティブと英語で話す機会を作る事は意外と難しいです。ですから、多くの英語学習者はネイティブと英語を話す機会を作る為に英会話教室やオンライン英会話レッスンを受ける事が多いと思います。

英会話教室に行けば、英語を話す為の環境や教材、カリキュラム等が全て用意されているので、英語学習を始めたばかりの英語初心者であっても、安心して英語を使う機会を作る事が出来ます。

そして、何よりも英語学習に関するアドバスなどのフォローが手厚いので、特に英語初心者にとっては何かと安心です。スクール側で用意されたカリキュラムや教材を定期的にしっかりとこなしていけば、ある程度の力はつくでしょう。

しかし、英会話教室に通う為のレッスン費用は意外と高額です。一度、こういった大手英会話スクール、特に駅前の大手英会話教室に通う事を考えた場合、レッスン費用以外にも入会金や教材費など、入校当初にまとめて支払う費用がとても高額です。

ですから、教育研修費などの会社の補助が一切出ないという方にはかなりの負担になってしまいます。まぁ個人的には自腹を切って英語学習すること、モチベーションを維持する上で重要だと思いますが。

実は何を隠そう・・・私もアメリカに留学に行く前に3ヶ月程、近所の比較的メジャーな英会話教室に通った事があります。

当時の気持ちとしては、「これからアメリカに行くんだし、予行練習としてネイティブとの会話に慣れておいた方がいい!」等と思っていたので、入会金が無料だった時期にある英会話教室に入校してレッスンを受けていました。

ですが・・・正直お金は結構かかりました。特にはじめにまとめてレッスン費用を支払うシステムだったので、経済的に結構な打撃でした。

当時は今のようにオンライン英会話スクールもなかった(少なかった?)ので、ネイティブと英会話の練習をするとなると、どうしても教室に通って英語を話す機会を作る方法がありませんでした。

また、当時の英語レベルはとても酷かったので(笑)、英会話教室に通って一から教えてもらおうという目論みもあったんですが・・・。

結果的にはネイティブとの会話に緊張しなくはなりましたが、英語力が上達したかというと、あまり意味はなかったように思います。

まず、合同のレッスンだったので、自分が英語を話すという機会が単純に少なかったですし、当時は下手な英語を人前で話すという事にも抵抗もありました。

参考記事:「英語を話す際にはネイティブのような振舞い・英語向けの性格になる事も英語を上達させる上で大切

そういった事が重なって、個人的な意見ですが結果的にあまり効果がなかったと思っています。(逆に今だったらもっとレッスンを有効に使えると思っていますが・・・)。

積極的な方でお金に少し余裕がある方はこういった方法でも英会話が上達していくのかもしれませんが、私の場合はもっと自由な環境で、安く英語を話せる環境を作る為に他の方法を探してました。

そして、色々と情報や体験談を集めてみると、日本にいながらにして「ネイティブと無料で英語を話す方法」、「英語を話す環境」を作る事って結構あるんです^^。そしてその方法の一つが、「言語相互交換」=「ランゲージエクスチェンジ」という方法です。

ランゲージエクスチェンジとは、お互いに自分の母国語を教え合うといった語学の勉強法です。やり方はいたってシンプルで、自分が英語を教えてもらう変わりに、相手にも日本語を教えます。

つまり、自分も「言語の先生」になる必要があります。この方法を使えば英語圏のネイティブスピーカーと無料で英語を話す事が出来ます。

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ランゲージエクスチェンジのやり方とお勧めサイト

まずは、色々な方法を使ってランゲージエクスチェンジを行う為のパートナーを探します。(個人的にはこれが一番苦労すると思います。相性もありますので・・)

ランゲージ・エクスチェンジのパートナーを探す主な方法としては、ランゲージエクスチェンジパートナーを募集しているサイトを使ってパートナーを探します。

それ以外には、日本に住んでいる外国人向け(英語圏)に発行されているフリーペーパー等を使ってランゲージエクスチェンジのパートナーを探します。

また、FaceBookなどでも時々ランゲージ・エクスチェンジのパートナーを募集しているので、FaceBookを利用している方はサイト内を探してみても良いと思います。以下に紹介するサイトは過去に私が使ってみて、おススメ出来ると思えたランゲージエクスチェンジの募集サイトです。

My Language Exchange(マイランゲージエクスチェンジ)

My Language Exchange

このマイランゲージエクスチェンジというサイトは2000年から運営している比較的運営暦の長い有名なランゲージエクスチェンジのサイトです。機能の一部が有料制なっていますが無料で利用する事が出来ます。

無料でサイトを利用したいと思っている方は、パートナーが興味を持ちそうなプロフィールを書く事が大切です。ですから、自分のプロフィール欄は充実させましょう。メールを受け取る等の基本的な操作は無料で利用出来ます。

Learning Catchball(ラーニングキャッチボール)

Learning Catchball

こちらも機能の一部だけ有料化されているようです。主に首都圏内で行えるランゲージエクスチェンジの情報が紹介されています。

Conversation Exchange

Conversation Exchange

残念ながら、日本語のサービスではないですが、利用者は世界中から集まっているので登録しているユーザー数も多いです。

ランゲージエクスチェンジのマナーとレッスンの進め方について

ランゲージエクスチェンジのシステムは、言語学習者にとってとても素晴らしいシステムです。しかし、その素晴らしいシステムも学習者同士がお互いに気持ちよくレッスンを行えてこそのシステムです。

それには学習者同士がマナーを守ってフェアーに学習を進めて行く必要があります。そこで以下に、私が過去にランゲージエクスチェンジをした際に感じた、よく起きやすい問題とレッスンに際してのマナーやルールについてまとめてみました。

ランゲージエクスチェンジではお互いのスケジュールや場所を無理に決めないようにする

ランゲージエクスチェンジをやっていて、これも非常に難しい問題です。パートナーが忙しい人の場合、お互いのスケジュールを合わせる事が難しいです。スケジュールを無理に決めたり、タイトな日程にしてしまうとお互いの関係が気まずくなります。

その結果、ランゲージエクスチェンジのパートナーとして関係を続けていく事が難しくなる場合がおります。出来るのであれば、相手のスケジュールを尊重してパートナーに出来るだけプレッシャーをかけないスケジュールを組みましょう。

ランゲージエクスチェンジパートナーの言語レベルを事前に理解する事

次にチェックしたい事としては、ランゲージエクスチェンジするパートナーの言語レベル(日本語レベル)を事前に確認する事です。

特にあなたの英語レベルがあまり高くない場合は、パートナーの日本語レベルがある程度高い方を選ぶようにしましょう。そうする事によって、自分が英語に関して何か質問があった際に日本語で説明してもらう事が出来ます。

ランゲージエクスチェンジするパートナーがどのくらい本気で言語を勉強しているのかを知る事が重要

ランゲージエクスチェンジしているパートナーが、どのくらい本気で言語を勉強しているのか?それを事前に知っておく事は非常に重要だと思います。

相手は単に日本語を話したいだけの人かもしれませんし、本気で勉強して日本語能力試験(JLPT)を取りたいと思っているようなタイプの学習者かもしれません。

こういった事をはじめに理解しておく事はは非常に重要です。またパートナーが、「どんな会話をしたいのか?」、「どんな事を教えてもらいたいと思っているのか?」等。こういった事を予め先に決めておくとレッスンもスムーズに進むでしょう。

以上のようなポイントに気をつけて、ランゲージエクスチェンジするパートナーに気を使うと関係もよくなりますし、英語を教えてもらう際にも同じように親切に教えてもらう事が出来ます。

ここで理解しなくてはならないのが、ランゲージエクスチェンジのパートナーは英会話スクールの講師ではありません。ですから、「自分だけ英語を教えて欲しい!」といった受け身の姿勢ではランゲージエクスチェンジのパートナーとして務まりません。

そして、当然のことながら、ランゲージエクスチェンジを行って行く上での関係も上手に続きません。パートナーのニーズをより正確に理解してあげる、そしてそれに答えてあげる努力も必要になります。

ランゲージエクスチェンジを始める前に知っておくべきマナーや、お互いのレッスン進め方について

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