英語が話せなくて悔しかったアメリカ生活の思い出:英語を勉強するモチベーションにつながった話

英語を勉強するモチベーションにつながった話
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海外に住んだ経験があるからこそ身についたハングリーな英語学習精神

海外(英語圏の国)に住んでいるんだから英語は話せて当たり前。私も日本にいる頃これと同じ事を思っていました。

アメリカに住んだり、他の英語圏の国で暮らしていれば自然と英語が出来るようになるという幻想を当然のように思い込んでいました。

今考えれば当たり前の話なんですが、当時はそんな事なんて思いもつきませんでしたし、普通に暮らしていれば簡単に身につくだろ~な。といったなめた考えを持っていました^^

海外に住んでいても日本人のコミュニティーで暮らしていればそんなに英語を使わなくても生活出来てしまうので、当然、英語は出来るようにはなりません。

これは以前に留学に関する記事を書いた際にも少し触れましたが、アメリカやイギリス、オーストラリア等に留学しても殆ど英語が出来るようになっていない人って結構多いんです。

日本に住んでいる方からすると少し信じられない事かもしれませんが、こういったような方はかなり多く暮らしています。

海外に住みながら現地の人と殆ど交流する事もなく同じ国の人たちだけでかたまる・・・。そういった事はとても多いんですね。

これは海外に住む日本人だけの問題ではなく他の非英語圏の国の外国人もやっている事ですが、とくに日本人の場合その傾向が強いです。

まぁ逆にいってみるとそれだけ海外において日系のコミュニティーが便利で発達しているという事なんですけどね。

アメリカのロサンゼルスに関して言えば、最大の規模のジャパンタウン(日系人街)=リトルトーキョーがありますからね。

日本人同士でかたまって生活していると現地の情報に疎くなりますし、なんだか海外に住みながら大きな日本村に住んでいるという感じです。

日本の物もなんでも手に入りますし、英語なんて話さなくても生活する事は可能ですからね。

時々、買い物する際に店員とちょっと英語で話したり、学校のクラスメイトの外国人と英語で話したりが良いとこでしょう。

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海外に留学した当初は現地の生活に慣れる為にこういった日本コミュニティーを利用する事はとても大切な事です。

海外の生活では不慣れな事が多いですし、はじめは英語も不自由なので同じ日本人同士で情報もシェアー出来るのでとても心強いです。

しかし、留学して数ヶ月経っているのに一向にそのコミュニティーから出ようとしない。現地の生活に溶け込もうとしない人は危険です。

こういった方は当然のように英語を話す機会が極端に減りますし、何より現地に生活に馴染んで英語を習得して何かを得てやろう!というハングリーな気持ちがなくなってしまいます。

そういった冒険心というか、好奇心がなくなると海外の生活ってとても退屈になってしまうんですよね。

そして、アメリカは人種の坩堝とはいえまだまだ差別や偏見が多いです。英語が出来なければ、ロクに相手にされませんし、いい加減な対応をされる事もしばしばです。

私も渡米当初は英語が不自由だった事もあり、当然のようにバカにされたり、とんでもなく舐めた対応をアメリカ社会から受けました(笑)。まさにアメリカの洗礼です(笑)。

あからさまな差別はそんなにありませんでしたが、外国人で英語が不自由とわかると、とたんにいい加減な対応をしてくる人って多いんですよね。(勿論、心優しい親切なアメリカ人もいました)

極端にいうと・・・英語が話せない、理解出来ない人は人権がないような対応です。アメリカという国は誰にとっても本当に厳しい社会なので自分のケツは自分で拭くという社会です。

自分に降りかかる災難やトラブルは全て自分で解決する必要があります。警察も頼れないし、社会保障もありません。治安も悪いし、社会のインフラも非常に磨り減っています。

これは私達日本人にとって本当に不便な生活です。日本で当たり前の事ってアメリカでは全く当たり前ではありまえんからね。

私も当時アメリカで生活していた頃はとんでもないトラブルに沢山遭遇しました。

大家がいい加減で借りる予定のアパートにその日に入居できなかったり、車のトラブルでカーリペア会社がいい加減な修理でボッタクリをやられてしまったり、日本で生活していれば全く問題が起きないようなシチュエーションでもアメリカではすぐに問題が起きます(笑)。

今では笑い話ですが、その当時は本当に毎日が刺激ありすぎというくらいの生活でした^^ そんな生活を続けていた私の性格は多少雑になり、少々ダイナミックになったような気がしています(笑)。

そんな生活を続けていると、「英語がもっと出来れば上手にクレーム出来るんだよな!」とか、「アメリカ人に舐められないようにもっと口論で勝ちたい!」とか、「恋愛で愛を囁いてみたい!」とか(笑)。

そういったパッションとモチベーションが出てくるようになるんですよね。実はこういったパッションとか怒りの気持ちって何かを成し遂げる際にとても役立つエネルギーになると思います。

私は単純に語学留学だけに来た日本人留学生よりも、貪欲にクレームする際のフレーズや文句を勉強していきました^^

そんな事もあって、何かとトラブルを切り抜けられるようになり、アメリカ式のディスカッションも得意になったように思います。

とにかくアメリカという国は意思表示をしっかりとしなければ潰されてしまいますからね。

大人しい人は存在していないと同じというような対応を受けます。それが嫌だったので、その悔しさをバネにとにかく会話をメインで勉強していったんですよね。

その時に使える英語フレーズを沢山インプットする事の大切さ、文法の大切さが身に沁みました。

何だかとても感情的な記事になってしまいましたが、そのくらいの気持ちをもって何かをやり続けると人間なんでも習得出来るようになるようです^^

私自身もまだ英語に関しては勉強を続けていますが、昔にそういった悔しい経験があるからこそ今も英語に触れる事を続けていけているんだな~と思っています。

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