イギリス生活の中で気がついたイギリス人のマナーや彼等のマインドセット
イギリスに来てから約一ヶ月程経ちました。イギリス人の話すイギリス英語にもすっかり慣れました。実際日本人にはアメリカ英語よりもイギリス英語の方が聞き取りやすいし、発音しやすいように思います。
そして、久しぶりの海外生活だった事もあって、最初の１週間くらいはカルチャーショックが多かったように思いますが、なんとか今までイギリス人とルームシェアしながら生活出来ています。
とにかくイギリスでの生活は毎日何かしらの刺激があります＾＾。また日本では当たり前に出来ていた事がこっちでは全く出来なくてイライラする事も多いですね。
しかし、その分といったら変な表現ですが、日本にいた時と違って閉塞感というか、へんな社会プレッシャーがないですし、私も細かい事を一切気にしないイギリス人と同様にリラックスしてレイドバックできています（笑）。時間に追われている日本社会から少し開放されるとこんなにも心地がいい事も実感しています＾＾
また、海外に出ると日本社会や日本人というものを遠くから見つめなおす事が出来るので、日本での自分、自分という人間を見つめ直す良い機会になります。
こういった事は留学しに来ている方、ここ（イギリスや他の海外）で生活している多くの日本人の方が感じている事だと思います。やっぱりこういった海外生活って一度は経験しておいた方がいいと思います。
留学でもワーキングホリデーでも、バックパッカーとしてでも何でもいいと思いますが、もし海外で生活するチャンスがあるなら一度は経験する事をおススメしたいです＾＾。自分の将来のキャリアや人生にとって、とても大きな経験になる事は間違いありません。
英語圏の国に留学する事は、「英語習得」以外にも多くの意味やメリットがあると思います。現地の生活を通じて、異文化の理解、国際的な感覚、人の考え等。様々な感性が磨かれるように思います。
イギリスのカフェのユニークなサービス
参考記事：
- 英語をマスターする為に海外に留学を考えているんですがどの国がおススメですか？
- 英語圏のネイティブと英語で円滑なコミュニケーションする際に知っておくべき事やマナーについて
- 留学したものの英語が全く上達しない人の特徴と留学先で英語が上達する為の対策
イギリスのカフェのユニークなサービス
今回書きたい事と少し話がそれてしまったのですが、イギリスには日本と同様に様々な種類のカフェがあります。
やはりヨーロッパはカフェカルチャーが古くから浸透している事もあって、イギリス（他のヨーロッパの国も含め）にはどんな小さな町にいっても必ずカフェがあります。
スターバックスのような大手フランチャイズのカフェは勿論、大小含めて色々な種類のお店があります。ちなみに余談ですが、ここイギリスでのスターバックスの評判はあまりよくありません。
その為か、日本ではあれだけ人気のスタバもイギリスでは苦戦を強いられています。実際に店舗も少ないです。イギリスにスタバが来る前から、コスタというカフェが幅を利かせている為にカフェマーケットに入り込む事が難しいようです。
そして何よりもイギリスのスタバは味がよくないとイギリス人に文句を言われているようです。私の友人のイギリス人もスタバのコーヒーは不味いって言っている人が多いです。
私もイギリス滞在中に何度がスターバックに行きましたが、日本やアメリカのスターバックスとコーヒーの味やメニューが全く異なります。
スタバのコーヒーは「少し濃い味」として有名ですが、イギリスのスターバックスは特別変わった味はありません。そして濃さも普通のフランチャイズのコーヒーと何ら変わりはありません。
つまり全く特徴の無いコーヒーを出しています。唯一の特徴して、スタバお馴染みのフラペチーノは他のカフェでも出されているので、特に求められていません。
私の個人的な意見なのですが、イギリス人はアメリカ人よりもスーツ（特にチョコ類）の味に厳しいです。特にアメリカのチョコ（スイーツ）は美味しくないと思っているイギリス人（ヨーロッパ人）は多いです。
とにかくそのような状況ですから、イギリスのカフェには本当にいろんな種類のお店があり、それぞれに特徴があります。お店によって客層も全く異なります。
そんなイギリスのカフェの中で私が特に気にいっているお店が「プレタ・マンジェ」というカフェです。
プレタ・マンジェのサイト
http://www.pret.co.uk/en-gb/
ここは主にイギリス人のランチの王道である、サンドウィッチを主力商品にしているお店なのですが、このお店のサービスが非常にユニークなんです。
実はこのカフェ、レジのスタッフが接客中にお客に気に入った人がいればコーヒーを無料でプレゼントする裁量があるようです。（イギリスのある新聞に紹介されていました。）
こういったカスタマーサービスってイギリスならではですよね。残念ながら、私はタダでコーヒーをもらった事はまだ無いのですが・・・。とにかく気持ちよく買い物出来るいいお店です。
スタッフもしっかりと教育されていているので、とにかく気持ちよくカフェタイムが出来ます。そしてコーヒーの値段もリーズナブルです。大手フランチャイズのカフェと変わらないか、少し安いくらいです。肝心なコーヒーの味も美味しいです。
店内は常に清潔で忙しいランチの時間帯でもスタッフが丁寧に気持ちよく対応してくれるお店です。イギリスで外国人である私が下手な英語でオーダーしても（笑）、ニコニコと対応してくれます。
こういったお店は海外では珍しいです（笑）。そして、店の主力商品であるサンドウィッチのライナップも他のお店よりもグルメ感があります。
客層は主にOLや専門職のビジネスマン、特に女性に受けているといったお店です。しかし、海外にはこういった個人にある程度の裁量があるケースが多いですね。
やはりイギリスも日本より個人にとって優しい社会なので、ここで仕事しても働きやすいんだろうな～とか思います。変な上下関係もないですし、上司に絶対服従といったような会社カルチャーも少ないんでしょうね。
そしてイギリス人は個人の自由や権利、人権といったものを大切にしますので、他人に変に干渉する事はありません。そして、自分は自分、他人は他人といったマインドセットを持っています。そして個人のパーソナルスペースやマナーといったものを非常に大切にします。
同じ島口ながら、日本人と似ている点も時々ありますが、アメリカ人よりも繊細な分、我々日本人には一番付き合いやすい欧米人なのかな～と思っています。
そしてイギリス人はアメリカ人よりもさらに国際的です。そしてイギリス社会はアメリカよりも人種を超えた交流が多いです。こういった面も含めて私はイギリス人が大好きです。一見するととっつきずらい性格の人も仲良くなれば、本当に深い友達関係を築けます。
