オリンピック前までにはそなえたい!基礎英会話力:外国人観光客の増加で日本国内でも様々な職業で英語力が必要になってきている事実
あの震災以降、来日する外国人観光客が減少傾向にあるというニュースをよく目にしましたが、最近では以前よりも、日本に観光にくる外国人が増えたように思うのは私だけでしょうか^^。
個人的な体感なので、本当の事はわかりませんが明らかに以前よりも多くなったように感じています。日本のマスコミもわりと外国人観光客に関する話題をテーマにしていますよね。(これは今にはじまった事ではありせんが・・)
特に私が住んでいる東京都内の定番観光スポットなどでは、様々な国の外国人観光客を目にします。
以前はアジア圏の外国人観光客の方が多かったように思いますが、最近では若い欧米人・中年の子供連れのカップルなどを多くみかけますね。近年では特に日本のポップカルチャーが欧米にも浸透してきた影響もあるのでしょう。週末に原宿や渋谷なんかにいくと非常に多くの若者の外国人がいます。
英語圏の国では、「原宿ガール」なんていう言葉も独り歩きしているくらいですからね^^。そのくらい日本のポップカルチャー・サブカルチャーに興味を持っている外国人は多くなってきています。
原宿以外にも、定番の秋葉原にはじまり、フィギュアでお馴染みの中野ブロードウェイなんかは外国人に非常に人気がありますね。
やはり趣味の世界は国境を越えるとでもいうのでしょうか(笑)。そういったマニアックな趣味を求めて日本にくる人達はかなり多いです^^
それに伴って以前ではあまり英語が必要なかったような業種の方やお店をやっている方など。そういった方達も、英語を使う機会が増えてきていると思います。自分が海外にでなくても、日本国内で英語を使う機会って段々と増えてきていますね。
参考記事:
英語が出来る事によって日本のビジネスチャンスやサービスはさらに受け入れられるようになる
こういったことを考えると、以前より社内英語公用語化を進めてきた企業以外にも様々な会社・サービスで英語が必要になってきているのではないかとヒシヒシと実感しています。
また英語ができる事によって、多くの外国人(観光客)を取り込むサービスを作ることが可能になるため、自分のビジネスの売り上げを底上げする事も可能になりますね。
特に定番観光地にお店(レストランやお土産屋)を出しているような方は、英語でコミュニケーションが出来ると出来ないとでは売り上げに雲泥の差が出来てくると思います。
勿論、言葉以外にもコミュニケーション能力の高さも必要になってくると思いますが、やはり英語が出来ればトクをする事は多いと思います。
そういってもの日本の観光業界は、かなり古い業界なので未だに従来のビジネススタイル・ビジネスモデルで商売を行っている方が多いと思います。
つまり、いまいち「新しいお客のニーズとウォンツが分かっていない部分がある」というか、そんな状態だと思います。
しかし、今後は、そういった古いタイプのお店と新しいアイディアを取り入れているお店とでは、かなり売り上げも将来性も変わってくるんでしょうね。
おもてなし英会話というけれど、本当に大切なのか相手のカルチャーや習慣・考えを理解する事が最高のもてなし
東京でオリンピックが開催されると決まってから、「おもてなし英会話」なんていうキーワードをよく聞くようになりました。
おもてなし英会話って。つまり、外国人観光客をもてなす際の会話の事になるんだと思いますが、個人的には会話内容なんかよりも、相手のカルチャーや習慣・考えを理解する事が大切だと思っています。
実は、先日浅草に行く機会があったのですが、そこであるシーンを目にしました。
浅草にあるあるお土産屋さんで外国人観光客が着物のようなものに袖を通して試着しようとしていたところ、お店の店主が「買う気がないなら出ていけ」と言わんばかりのぶっきらぼうな態度で外国人観光客を対応していましたね。
勿論、店主の方はかなりお年の方なので、多分英語は出来ないと思われますが、それでもいくらなんでも・・・というような結構酷い対応をされていましたね。おもてなし英会話どころか、まるでお客さんを拒否しているようなお店でしたね・・・。
またこういった観光地のレストランでは、もちろん英語のメニューはありますが、「この食べ物にはどんな材料が使われているのか?」、「どんな食べ物でどんな味がするのか!?」など細かい説明がされていないものが多いですね。単純に日本語を英語に翻訳したような味気ない説明が多いです。
しかし、外国人の中には日本人の感覚からすると理解しがたい「ベジタリアンのカルチャー」があります。外国人観光客の中には、意外とこのベジタリアンの人がいます。
そういった方にも安心して食べる事が出来る料理やベジタリアン専門メニューを考案したり、「この店ではベジタリアンメニューの料理が食べられますよ!」みたいな宣伝ができると、自分の商売にかなり多くの外国人観光客を取り込むことができるのではないかと思います。
一般的な観光地のお土産屋さん等の店主の方は、ある程度のコミニケーションを英語で出来るのかもしれませんが、細かいニュアンスや相手がどのようなものを求めているのか?等はいまいち理解されてないような気がします。
また多くの場合、日本人が外国人に見せたいものと彼らがみたいものって違う場合が多いと思います。確かに日本の歴史に関する事・お寺や神社、自然の景色など。
こういったものにはニーズはありますが、例えば、歌舞伎とか能とか所謂、古典芸能のようなものに興味を持っている外国人は残念ながら少ないです。特に若者の場合は、日本のサブカルチャーにとても興味を持っています。
こういった細かいニーズや相手の好みを分析して英語でコミュニケーションができるようになると様々なアイデアやビジネスチャンスにつながる可能性が出てくるのではないかと思っています。
やはり冒頭でも書いたように、今後は様々な業種で英語が必要になってくるでしょうし、他の国のカルチャーへの理解やその国々の好みなどを理解しておくとかなり多くのビジネスチャンスを得る事が出来るのではないかと思っています。
ちょっと偉そうに書きましたが、最近私の生活の中で感じた英語に関するコラムを書いてみました^^