オーストラリアに留学やワーキングホリデーを考えているならオーストラリア英語を学習してみよう!
今回の記事では、前回の「イギリス英語の記事」に引き続き「オーストラリア英語」について話したいと思います。
オーストラリア英語は、他の英語の種類と比較すると、少し「マイナー」な英語の種類だと思いますが、実は多くの日本人の留学生、ワーキングホリデービザを持っている人はオーストリアに行く事が多いと思います。
以上の理由から、オーストラリア英語を詳しく説明する記事が必要だと思います。
こちらの記事もお勧め:
- 独学で日本語がペラペラになった外国人の言語学習法とは?外国語学習法のアドバイス
- 英語が上手い人は必ず実践している6つの英語学習法と考え方
- 英語学習のブランク・ネイティブとの会話でブランクを感じた際の英語学習法:イギリス生活編
オーストラリア英語とは?
オーストラリア英語とは、簡単に言うとオーストラリアで使われている英語になります。つまり、オーストラリア人が使う英語の発音、スペル、スラング、イディオム、イントネーションはオーストラリア英語です。
オーストラリアの歴史を紐解くと、オーストラリアに初めてやって来たヨーロッパ人は、その殆どがイギリス人でした。ですから、オーストラリア人が使う言語はイギリス英語でした。
そして時が立って、現在のオーストラリア特有の英語に進化してきました。オーストラリア英語のルーツはイギリス英語なので、殆どのスペルと多くのボキャブラリーはイギリス英語に近いです。
しかし、オーストラリア英語の発音はイギリス英語の発音と違います。アクセント、イントネーションなどはイギリス英語に似ている点が多いですが、オーストラリア英語はユニークな英語種類として考えられています。
オーストラリアに行こうと考えている英語学習者は、オーストラリア英語特有のボキャブラリー、話し方、単語のスペルを必ず覚えた方が良いと思います。日本人は義務教育では、「アメリカ英語」を学びますので、主にアメリカ英語のボキャブラリーとスペルを使っています。
そして、オーストラリアでアメリカ英語を使った場合、勿論それらは通じますが、現地のネイティブは「オーストラリア英語特有のボキャブラリー」を使いますので、ローカルの人の話を理解するためにオーストラリア英語を覚えておく事は重要だと思います。
オーストラリア特有のボキャブラリーは?
冒頭でも紹介しましたが、オーストラリア英語は元々イギリス英語がベースになっていますので、イギリス英語とオーストラリア英語には「同じボキャブラリー」がかなり多いです。
しかし、イギリス英語と違う単語、アメリカ英語と違う単語を使う場合が多くあります。例えば、以下のような単語が異なります。わかりやすいように表にして説明したいと思います。
参考記事:「イギリス英語とオーストラリア英語の違い・共通点について」
日本語 | イギリス英語 | アメリカ英語 | オーストラリア英語 |
茄子 | aubergine | eggplant | eggplant |
歩道 | pavement | sidewalk | footpath |
ピーマン | red/green pepper | bell pepper | capsicum |
トラック | lorry | truck | truck |
携帯電話 | mobile phone | cellphone | mobile phone |
ポテトチップス | crisps | potato chips | potato chips |
海外 | abroad | abroad | overseas |
クッキー | biscuit | cookie | biscuit |
※上記の表はwww.britisheigo.comというウェブサイトに詳しく掲載されていたので参考にさせて頂きました。
他にも各国毎に特有の単語があります。例えば、オーストラリアの先住民(アボリジニ)の言語から来ているボキャブラリーなどもそれにあたります。
「kangaroo」(カンガルー)という単語は元々オーストラリアで出来た英単語ですし、「boomerang」(ブーメラン)もそうですね。
カンガルーやブーメラン、コアラ、ワラビーなどの動物や物は「オーストラリア特有の動物や物」なので、初めからオーストラリア英語の単語でした。勿論、現在では英語圏中で使われている単語になっています。
オーストラリア英語を勉強する方法
オーストラリア英語を中心する教材は、アメリカ英語やイギリス英語と比べると残念ながら数少ないですが、これらの教材は実際に使ってみた感じとても内容がよかったので、オーストラリア英語を勉強している方に是非お勧めしたいと思います。
オーストラリアの映画でオーストラリア英語に聞き慣れる方法
これは英語学習者の間では、よく耳にする事なのですが、一般的に多くの日本人の英語学習者は「ネイティブの自然な英語が聞き取れない」という弱点が多いです。
ですから、ネイティブのオーストラリア英語を聞き取れるようになりたい人は、上記に紹介したような教材で勉強するだけではなく、「オーストラリアの映画やドラマ」を観ながらリスニング力を伸ばす方法をお勧めします。
オーストラリアの映画はアメリカやイギリスの映画と比べてると比較的少ないですが、日本でも手に入れる事が出来る映画はあります。
以上、今回の記事では、オーストラリア英語に触れる為にオーストラリア英語の勉強法と、その為のお勧めの教材とメディアを紹介してみました。
日本から英語圏に留学、ワーキングホリデーする人の中には、オーストラリアに行く人も多いと思います。そんな方は是非今回の記事を参考にオーストラリア英語を勉強してみて下さいね^^