メソッド系の英会話教材メリットとデメリットと教材の効果についてまとめてみました
最近、部屋の大掃除をしていたら収納スペースの奥の方から随分前に買ったあるメソッド系の英会話教材を発見しました。
その英会話教材とは、「ピンズラーアメリカン英会話」という教材です。実はこの教材は世界中の言語学習者から愛用されているとても有名な教材です。
ピンズラーは日本でも昔から独学で英会話の勉強をされている方にとっては馴染み深い教材です。まさにこういったメソッド系英会話教材の草分け的な存在でした。
現在ではこういったメソッド系の教材って一般的になりましたが、その昔は英会話教材っていったらとにかくピンズラー、ピンズラーって凄かったですからね^^
ピンズラー自体はまだ販売されている教材ですが、日本よりも海外の言語学習者に人気があるように感じます。
英語以外にもフランス語やイタリア語、中国語や韓国語、日本語だって勉強出来てしまうという事もあって、以前にこのサイトでも紹介した事がありますね。
例えばピンズラーのメソッドはかなり評価されていて、アメリカの政府、FBI等が外国語を勉強する際にも使われていたようです。
つまり海外においてもこの教材の言語学習の効果はとても高いという評判です。
確かに私も過去にピンズラーを使って英会話の練習をした事がありますが、音声のスタイルはちょっと古いものの今でも間違いなく使える教材です。
初心者がちょっと海外旅行する為に英会話を勉強したいという際にはうってつけの教材です。
残念ながら最近は日本の販売元の会社がなくなってしまったようなので、何処で買えるのかわかりませんが、まだ試した事がない方はちょっとやってみて下さい。
その効果をある程度感じる事が出来る教材です。
少し話しがそれましたが、このメソッド系教材って現在ではかなり多くの種類がリリースされていますが、実際にその効果ってどうなんでしょうか?
そういった質問を過去に頂いた事もありますので、今回の記事はそういったメソッド系の英会話教材について紹介していきたいと思います。
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メソッド系の英会話教材のメリット
特に独学のみで英語を勉強している学習者にとって、メソッド系の英会話教材は「一人で英語をアウトプットする為に良い環境を作り出せる」こういった面を考えるととても効果があります。
英会話はとにもかくにも、自分の口から英語を発する事はしなければ一向に上達しません。
インプットとアウトプットのバランスが重要だという事はこのサイトでもかなりしつこく(笑)紹介していますよね^^
また、ピンズラーやスピークナチュラルをはじめとするメソッド系はテキストが不要で音声のみで学習を進める事が出来るので、場所を選ばずいつでも英語を口ずさむ事が出来ます。
自分さえ恥ずかしくなければ通勤電車の中だって出来ますからね^^ 何よりすぐに英語学習をはじめられるって学習者にとって凄く大切な要素です。
勉強をする為にあれを用意して、これを用意してみたいな感じだと用意するまでにやる気を失ってしまう事もありますからね。そういった学習の瞬発力みたいのに対応出来るのでメソッド系教材の良い点です。
いつでも何処でもすぐに勉強をはじめられる。これって社会人の英語学習者にとって最も重要なポイントだと思います。
メソッド系の英会話教材のデメリット
個人的にはあまりデメリットはないと思っていますが、やはりどうしても内容が初心者向けという場合が多いです。簡単な表現やフレーズばかりのものが多いです。正直中級者以上には向いていません。
そして例えば、ビジネスシーンで英語を使いたいと思っている場合でも、ビジネス英語に特化したメソッド系の英会話教材って殆どないんですよね。
一応スピードラーニングで似たようなものがありましたし、書店で売っている2000~3000円で買えるタイプの物だったらあるにはありますが、本格的なものかと言われればちょっと違います。
やはり本という限られたスペース、フォーマットの中に無理やり英会話教材を落とし込んだという感じです。
ですから、英語学習中級者~上級者に見合ったメソッド系の英会話教材はありません。
まぁそれ以上の英語のレベルになったら自分でネイティブと会話しながら独学していけという意味なんだと思いますが、こういった教材を作ってみたら面白いんじゃないかな~と思ったりします。
職種別、業種別の英会話教材、などもっとニッチなテーマのメソッド系英会話教材があっていいと思うんですよね。
まとめると、メソッド系の英会話はやはり初心者向けの内容の物が多く、中級者以上の英語学習者には少し物足りない部分がある。
テキスト要らずで場所を選ばす、英語のアウトプットする機会が作れるので、そういった意味では初心者は勿論、中級者でもスピーキングが苦手な人には十分効果が見込める。