英会話を上達させたい方におススメの学習法:自分の普段の行動を思い出し英語の表現にしてみる
自分の日常生活に関する事を英語にしてみるという訓練も、英会話を上達させる方法としておススメ出来ます。実はこれは私がアメリカに行った当初に、一番初めに行った英語勉強法の一つです。
特に教材も必要ない勉強方法なので、とても安上がりな方法ですし、実際にとても役に立ちます。^^
というのも、英話で会話をする際に「自分の行動や日常生活に関する事」等をテーマに会話する機会って意外に多いと思います。
普段は自分の行動を深く分析する事はあまりないでしょうし、自分の行動をわざわざ意識する事もないと思いますので、よくよく考えてみると自分の行動を英語で表現するって単純ですが、結構難しいですよね。
そして、これらの自分の行動や日常生活の出来事等を他の人に説明しようとした場合、その殆どが「過去の話」になるので、過去形の言い方や現在形と区別して言う必要があるので、文法の復習にも丁度良いです。
また何かを英語で説明する場合、一つの事を様々な言い方を駆使して表現する必要が出てくると思いますので、英語の表現力を磨く上でかなり勉強になります^^
こういった日常的なテーマは英会話のフリートーク(スモールトーク)でよく使われるようなテーマなので、日常会話として使える描写的な表現も多く含まれている場合も多いです。
ですから、英会話を上達させたいと思っている方は、英語で何か(人でも物でも)を描写する練習を行ってみると会話力がアップすると思います。
それでは、学習を進めて行くための具体的なステップを紹介していきたいと思います。
英会話の上達に効果のある独り言学習方法: 1. 今現在、自分の目の前で起きている事や見ているものを全て英語で表現してみる
まず、英語で何かを描写する際にテーマが決まらないという方は、「今現在、自分の目に見えている物や人」、「自分の周辺にある物や関係している物」等をすべて英語で表現してみましょう。
私の場合は、家よりも外でこういった練習を行う事が多かったです。家にいると思考が停止しやすい性格なので・・・^^。例えば、一例をあげると電車の中にいる人を観察してその状況を英語にしてみるという方法です(笑)。
「あの人は今眠そうだな~」とか、「彼は○○の本を読んでいるからビジネスに興味がある人なんだろう」とか、「彼女は綺麗なファッションだからこれからデートだろう」等、電車内にいる人を観察して勝手に想像を膨らませて、思った事を頭の中で英語にしていきます。
家の中であれば、「自分の身の回りにある物」や、「今日のスケジュール」等を英語で言えるように練習します。テレビ番組や音楽について表現してみても良いと思います。
例えば「この曲はどんな感じなのか?」や、「このテレビ番組はつまならない。何故なら・・・」など個人的な意見をどんどん英語で言えるようにする練習です。
この際に英語で言いたいけど、言い方がわからない場合は「出来るだけシンプルで簡単な言い方が出来ないのか?」という事を考えてみましょう。
それでもわからない場合は調べながら行ってもOKだと思いますが、まずは出来るだけ簡単な言い方で表現出来るようになる練習をしてみましょう。
とにかく英会話は、一つの事を他の言い方で表現出来るようになるとかなりスピーキング力がアップするように思います。そしてこの能力は多くの英語学習者にかけているスキルだと思います。
参考記事:「英会話が上達する人の英語学習法とマインドセット:スピーキングが上手な人は様々な言い方で自分の言いたい事を表現出来る人」
英会話の上達に効果のある独り言学習方法: 2. その日に自分がした行動や出来事を英語で表現してみる
これは場所を選ばず何処でも出来ますね。しかし、その日に自分がした行動や出来事がテーマなので、基本的にはその日の終わり(その日の夜)にやる事になると思います。この訓練は自分を客観的に見るいい機会にもなるので、個人的には意外と楽しみながら行っていました^^
女性の方はよく、その日に行った出来事を日記や手帳等にメモする方がいると思いますが、その内容を英語で表現するといったような感じでしょうね。^^
自分の一日を振り返る良い機会になるので意外と楽しみながら行えます^^ とくに毎日忙しい方には、その日を総括するという意味でもおススメ出来る勉強方法だと思います。
英会話の上達に効果のある独り言学習方法: 3. 学習の際に単語を調べる時は発音も一緒に覚える事
この学習を行っている際に言いたい「単語が分からない」といったケースが出てくると思います。その際には勿論、辞書を使って単語の意味を調べるのですが、その単語を調べるついでに「単語の発音」も同時に覚えるようにするとより効果があります。
日本人の英語学習者の多くは、英単語を文字情報として見た場合には、その単語の意味は理解は出来ますが、その単語を音として聞いた場合に発音がわからない場合が多いので、実際の会話でその単語を聞いた時(単語をリスニングした場合)、どの単語なのか分からない場合が多いです。つまり会話の意味が数パーセントが分からなくなってしまいます。
ですから、単語を辞書で調べる際には、必ず、「音声が聞ける辞書」で単語の意味を調べましょう。単語の発音がわかれば、文字情報だけでなく、音で単語を聞き分けられるようになるようになるので、自然とリスニング力のアップにもつながります。