英語圏のネイティブと英語でコミュニケーションする際に知っておくべきマナーを紹介
今回の記事は英語圏のネイティブスピーカーと英語で話す際に知っておくべき事、マナーについて書いてみたいと思います。
実はこの意見は私の意見というよりも、私の友人である英語圏のネイティブ(日本人相手に英語の講師をしている人)からよく聞く意見なのですが、それは、「英語でコミュニケーションする際は相槌はあまり必要ない」という意見です。
日本人同士の会話であれば会話の進行をスムーズにさせる潤滑油として「相槌」が必要になるかもしれませんが、ことネイティブと英話で会話している最中にこのような相槌はあまりしないようにした方が良いという事です。
彼らネイティブからすると、会話中にあまりにも相槌を繰り返すと、「この人は私の話を聞いているのか?」という気持ちにさせてしまう事もあるようです。
以前にその友人のアメリカ人に、「どうして日本人は会話中にあんなにも相槌をするのか?」という質問をされた事があります。
彼ら英語圏のネイティブスピーカー(イギリス人やオーストラリア人、カナダ人等も同様です)からすると、日本人の会話中の相槌についてこのような疑問を持っている人が実際に多いです。例えば、会話中に「Uh-huh」とか、「Aha」等がそれに当ると思います。
一般的に日本人は会話中に相槌を打つ事がマナーとされているので、相槌を打つ事が上手です。特に女性にはそういった方が多いと思います。相槌をする事によって、「あなたの話をしっかりと聞いていますよ」という事を表現出来ますからね。
参考記事:「英語を話す際にはネイティブのような・英語向けの性格になる事も英語を上達させる上で大切」
しかし、英語圏のネイティブ含め他の欧米人と会話をする際にこのような相槌はあまり必要ありません。必要ないというと御幣があるかもしれませんが、相槌の回数を減らす必要があります。
彼らネイティブは、基本的には相手が話している最中は基本ずっと黙ったままの状態が多く、話を聞いている間はずっとアイコンタクトしています。
日本人からするとこういった行動に対して、「この人、話をちゃんと聞いているのかな?」と心配になると思いますが、相手はしっかりと話を聞いています^^
ですから、ネイティブと英語で会話する際には、こういったコミュニケーションの違いがある事を先に知っておくと変な誤解を生まずに済みますね。実際に私もアメリカに住みはじめた当初、彼等のこのような相槌の仕方に怒りを覚えた事がありました(笑)。
市役所や図書館、駅のスタッフ、当時付き合っていたアメリカ人の彼女等と会話している際にも、相槌が殆ど無い為に「この人達は私の話をちゃんと聞いているの?」等と何度も思いましたからね^^。
今では英語圏の国にそういったカルチャーの違いがある事を理解しているので、このような変な誤解も少なくなりましたが、当時一緒にルームシェアしていた多くの日本人留学生も相槌やマナーの違いについて同じ気持ちを感じていたと思います^^
おススメ記事:
英語のコミュニケーションでは、相槌よりもアイコンタクとを積極的に行う事が大切
では、ネイティブとの会話中で相槌の代わりにどのようなアクションをすれば、コミュニケーションを円滑に進められるのかというと・・・、それは「アイコンタクト」を上手に使うという事だと思います。
アイコンタクトを使うと「相手の話をしっかりと聞いている」という意思表示をする事が出来ます。アイコンタクトが上手に出来るようになると、会話も弾んでコミュニケーションも円滑になります。
はじめは気恥ずかしいように感じるかもしれませんが、慣れてくれば相槌よりも簡単です^^
アイコンタクトといっても、会話中に相手の目をずっと見続けるというわけではありません。会話中に勿論、目をそらしても良いですし、時々相槌を打っている際中には目をそらしていいと思います。
逆にいくらアイコンタクトが重要といっても、ずーっと相手の目を見続けていたら相手にとっても少し気恥ずかしいというか、会話中にプレッシャー的な物を与えてしまう事になるかもしれません。
そうですね~個人的には会話の60%から70%くらいの間でアイコンタクトをすれば良いのではないかと思っています^^
とにかくここで私がお伝えしたかった事は、ネイティブとの会話ではとにかく、「相槌よりもアイコンタクトの方が大切」という事です。
結局は会話とは、お互いの気持ちを通い合わせる為のコミュニケーションツールです。いくら英会話が上手な人でも、相手と気持ちを通い合わせる事が出来なければ、折角の会話も中身の無い意味のないコミュニケーションになってしまいます。
その為には何よりも会話中のアイコンタクトが大切だと思っています^^