日本人のビジネス英語や英語そのものに関する誤解について:ビジネス英語や英語の丁寧な表現は意外と奥がと深い!

日本人のビジネス英語や英語そのものに関する誤解
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日本人の英語学習者が知るべきビジネス英語や英語そのものに関する誤解:ビジネス英語は意外と奥がと深いんです

皆さんは英語という言語についてどんなイメージをお持ちでしょうか。一般的な方は「英語=英語圏の人」ってとてもストレートで言いたい事はなんでも口に出して言ってもよい。

かなりダイレクトな言語というイメージを持っている方も少なくないと思います。しかし、実は英語はその理解が深まれば深まるほど、実は繊細な言語だな~と思う事が多いです。

これは何も英語学習初心者の方に限った事ではないのですが、英語がある程度話せる中級以上の方であってもこの事実を知らずに英語圏のネイティブスピーカーと会話している人が多いです。

ここからが結構衝撃な話なのですが、私の友達に日本語がかなり流暢なアメリカ人がいるのですが、彼からこんな一言が・・・・

彼:「ねぇMasashi、私は日本人と英語で会話していてよく感じる事があるんだけど、英語が出来る日本人って私と話す時に不躾な言い方やダイレクトな言い方をする時が多いんだよ」

また、以前勤務していた会社(外資系メーカー)で日本人のスタッフと英語で会話している際にも度々こんな事が起こるようです。

日本語で会話しているとこういった事は起こらないようなのですが、英語でコミュニケーションすると度々起こるようです。

この友人のアメリカ人は仕事の関係で日本に10年程住んでいます。日本人の性格や日本のカルチャー、日本の仕来りや社会ルール等にも詳しく彼自身に日本人の友達も多いタイプ。

言わば非常にジャパナイズ(日本風になった)されたアメリカ人です。そんな彼からこのような言葉を聞いてビックリしました。

日本人で英語がある程度話せる人がどうしてそういったダイレクト言い方や失礼な表現、コミュニケーションになってしまうか2人で話しこんでいるとこういった事が関係しているようです。

日本人のビジネス英語や英語そのものに関する誤解

日本人のビジネス英語や英語そのものに関する誤解

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英語で外国人(英語圏のネイティブ)とコミュニケーションする際に間違ってはいけないマインドセット

確かに英語という言語を母国語にしている人達は日本語によくある「婉曲的に事実を伝える」という言い回しはあまり使いません。

そして英語圏の国のネイティブ(外国人)には、日本人同士のコミュニケーションでは可能な以心伝心が通用しません。言いたい事は積極的に口に出して自分の意見を主張する必要があります。

その理由としては、そういう風に積極的に自分の意見を主張しないとどんなシーンであれ物事が中々進まないという事が関係しています。
外国では言わなくても何となく相手が気がついてくれるだろう。といった感覚はありません。

そういった事から、自分の気持ちはいつも口に出す必要があるので、一見するとアグレッシブでストレートに見えがちです。しかし、多くの英語スピーカーはここで大きな誤解をするケースが多いです。

いくら英語に「敬語や婉曲的な言い回し」がないからといって、不躾でダイレクトな言い方をしてしまっては相手に非常に悪い印象を与えます。

いくら比英語圏の外国人だからといっても許されるマナーではありません。特にビジネス英語として英語を使う場合には繊細な表現を使う必要があります。

英語には敬語はありませんが丁寧な言い回しは沢山あります。この辺りの線引きは難しい事なのかもしれませんが、ビジネス英語や丁寧な英語、ネイティブが使うようなナチュラルな英語を身につけたい方はこういった事に気をつける必要があると思います。

ビジネス英語はより繊細な表現をニュアンスを知る必要がある

先程も少し書きましたが、特にビジネスのシーンで使う所謂、「ビジネス英語」等はとても微妙な表現を使う事が多いです。

また英語でメールを書く際にこういったトラブルは多く起こりがちです。

メールでのコミュニケーションは日本人同士であっても誤解が生まれやすいので、英語でメールのやり取りを行う場合はそういった丁寧な言葉使いや言い回し、そのメッセージを受け取った相手がどう感じるかまで考えた方がいいでしょう。

実は私の友人もこういった事を知らずにビジネス中に英語のコミュニケーションで痛い思いをしています。

彼はある外国企業(ドイツだった気がします)のビジネスマンと英語でメールのやり取りをしていました。

その際に彼が書いたメールの文章がとてもまずかったようで、結局はこれから新規の取引先となる予定だった相手先企業の担当者を怒らせてしまったのです。

そのメールの文面は、本人からするといたって普通の文面だったようですがメールを受け取った相手は「何て攻撃的なメールなんだ!」

「自分達ビジネスパートナーにリスペクトする気持ちもない!」、「一方的過ぎる!」という全体的にアグレッシブな印象を与え、この人とはもうビジネスの話をしたくないとまで言われ、お互いの企業の信頼関係を失うまでに深い傷をおったそうです。

誤解がないように紹介しておきますと、この友人の英語レベルは比較的に高く。海外に留学経験もあり、ビジネスで英語を使うという事に何ら問題がない程のレベルです。

しかし、彼は「ビジネスシーンで使う英語とプラベーとで使う英語の違い」、「英語でのコミュニケーションにもマナーや相手への配慮が必要」というとても大切な事を分かっていなかったのです。

英語が出来てもこういった配慮がなかった為に結果的に会社にとってとても大きな損害を出してしまったのです。

ビジネス英語を使うシーンではとても微妙なニュアンスを含む英語コミュニケーションが求められます。またそれ以上に相手の国に合わせたビジネスマナー、ビジネスのやり方があります。

勿論、ビジネスを積極的に進めて行く上で、「Yes、No」をはっきりと伝える必要はありますが、必要上にアグレッシブになる必要はありません。

重要なのはそういった意思表示の伝え方です。その彼はこういったマインドセットが最初から欠落していました。

こういった英語がある程度話せる方ってフランクなコミュニケーションになりがちです。しかし、ビジネスにはビジネスの流儀、マナーがあるには世界各国共通です。

そういった事を考えるとビジネス英語を使うようなビジネスシーンでは、会話中の言葉選びが重要ですし、使う表現のニュアンス、相手への配慮、ビジネスパートナーへのリスペクトがとても大切になってくるだと改めて思います。

とにかく、学習をはじめの最初のうちから、英語のニュアンスについては意識してインプットされると自然と身につくと思います。

また英語のニュアンスがわかるようになるとさらに英語や英語圏の国のカルチャーに対しても理解が深まるのではないかと思っています。

>> ネイティブが使うビジネス英語のニュアンスまでしっかり学べるビジネス英語教材について

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