英会話学習方法

洋楽を使って英語のリスニング力を伸ばす方法を紹介

洋楽を使って英語のリスニング力を伸ばす方法を紹介

英語の音楽(洋楽)を使ってリスニング力をアップさせる方法を紹介します!



今回の記事では英語のリスニング力を伸ばす方法の一つを紹介したいと思います。今回紹介するテクニックは「洋楽(英語の音楽・曲)を聞きながら英語を勉強する」という楽しい勉強法です^^

私は中学校の頃から洋楽(特にヒップホップ、ソールなどのブラックミュージック)を聞いています。そのおかげで若い頃から色々な英単語が耳に入っていました。

しかし、その当時の私は「その洋楽の歌詞よりも音楽のリズムやメロディー、雰囲気」などに興味があった事から本気で「英語の勉強法として洋楽を聞いていた」という訳ではありませんでした。

今考えると、とてももったいない話ですね(笑)。最近は段々と英語を使う機会も減ってきて、英語耳が衰えつつあるので、好きな洋楽を聞ききながら改めてリスニング力をブラッシュアップしています。

そこで、今回の記事では「洋楽を使うと英語のリスニング力を伸ばす為に絶対に効果がある!」と感じた点を、私の個人的な体験談から紹介していきたいと思います。


洋楽を使って英語のリスニング力を伸ばす方法を紹介洋楽を使って英語のリスニング力を伸ばす方法とその際にお勧めの音楽の種類を紹介

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1. リスニング力を伸ばすには聞き流しだけじゃ駄目!



私がこの学習法を本格的にやった際に一番気がついた事として「洋楽を聴き流す」という事をやってしまうと勉強法としてあまり効果がないという事です。

以前にもこのサイトで「”聞き流し”学習は受け身な学習法である為に学習効果も薄い」という事を書きましたが、それは今回紹介している学習法にも当てはまります。

音楽を聞き流すと、歌詞よりも音楽のメロディーやリズムに集中してしまいますので、リスニング力を伸ばす方法としては勉強になりません。

効率的にリスニング力をレベルアップさせたいのであれば、英語の歌詞を手に入れて音楽を聴きながら読んだり、歌ったりする事が最も効果的です。



2. 曲の歌詞の意味も調べよう!



英語の歌詞をそのまま読むとボキャブラリーを増やす方法にはなりません。リスニング力を伸ばしながらボキャブラリーを増やしたいなら、「英語の歌詞の意味を調べる」という事をする必要があります。

インターネットで調べれば、殆どの洋楽の訳を手に入れる事が出来ます。(勿論、サイトによって翻訳の質は変わりますが)

そして、とても有名で人気があるアーティストの曲であれば、英語教材がもう既に用意されている場合があります。例えば、ビートルズが好きであれば、ビートルズの曲の歌詞を紹介している教材は多いです。









3. 単語と単語の繋がり方に注目しよう!



ネイティブが自然なスピードで話す際には「単語と単語を繋げる」という癖があります。この為に何を言っているか、聞き取ることが難しくなる場合が多いです。

ですから、洋楽に関してもそうです。速い曲であれば「単語と単語が繋がっている」ように聞こえます。ですから、「聞き取り力」を伸ばす為に歌詞を見ながら歌を聴いて、その繋がり方に注目を払った方が良いと思います。

私は以前に書いた記事で、その「単語の繋がり方」について話した事がありますので、よろしければこちらもご覧下さい・


参考記事:「英語の「リンキング」とは何?リンキングの法則とお勧めの教材を紹介します!




4. 目標に合った音楽のジャンルを選びましょう!



音楽のジャンルによって「聞き取りやすい歌詞」と「聞き取りにくい難しい歌詞」があります。

主にポップ音楽は「恋愛」や「失恋」や「幸せ」などのテーマの歌詞が出ますので、そういったテーマに関するボキャブラリーを勉強したいなら「ポップバラード」のような曲はお勧めです。


また、もう少しワイルドはテーマに興味があるという方は「ヒップホップ(ラップ)」がお勧めです(笑)。ヒップホップの歌詞は意外と難しいテーマが入っています。

例えば、「社会問題、政治、犯罪」などに関するボキャブラリーがかなり出てきます。そして、ヒップホップのラップはかなり早口なのでヒップホップを聞けば英会話のリスニング力がレベルアップすると思います。

何故なら、速い音楽を聞けば自然と耳が早口に慣れてきます。そういったことから、意外にもヒップホップはリスニング学習にお勧めです^^




洋楽を使ってリスニング学習する際に気をつけるべき落とし穴



洋楽を使った英語リスニング学習は楽しい勉強法ですし、勉強法として色々な良いポイントがありますが、同時に落とし穴もあります。

これから「気をつけるべき落とし穴」について話したいと思います。



1. 不自然なリズムと発音が出ます



洋楽のアーティストは話している(会話)わけではありません。アーティストは歌っていますので、歌のリズムに合わせて英単語やフレーズを伸ばしたり短くしたりしています。

その為に「単語の発音が時々変わる」という現象が起きます。イントネーションも会話っぽくありませんので、新しいボキャブラリーが出てきたら「正しい発音」に気をつけた方が良いと思います。



2. ちゃんとした文章はあまり使われていません



音楽の歌詞は「」のような文なので、歌詞は会話的な英語ではありません。色々な「イディオム、隠喩」などの言葉が使われていますので、英会話に効果的なのか、どうなのか微妙な音楽もあります。

しかし、「新しい単語だけを覚えたい」という方は「洋楽を聞きながら覚える」という方法は効果的だと思います。




3. 時々「タブー」な単語が出てきます!



歌のジャンルによりますが、ヒップホップなどの音楽を聴くと「かなりタブーな罵り言葉が出てくる」という場合があります。英語圏のラジオを聞いた事がある方はわかると思いますが、そうったタブーな単語は放送時に消されます。

しかし、日本版は多くの場合、タブーな単語は消されていません。その為にタブーそうな単語が出てきたら、その使い方を調べた方が良いと思います。

英語ネイティブと一緒に話す際にタブーな単語を使ってしまうと、自分が恥ずかしい想いをする事になると思います。気をつけましょう!




洋楽を使って英語のリスニング力をアップさせる際のお勧めの教材



こちらの教材は全て「洋楽で英語を勉強しよう」というコンセプトに基づいています。まずは教材を利用しながら洋楽でリスニング学習したいという方にお勧めです。










以上、今回は洋楽を使って英語のリスニング力を伸ばす方法を紹介してみました。個人的にもこのリスニング学習法は本当に効果があると感じています。

洋楽を定期的にリスニングしていれば、単語力以外にも「英語の発音やリズム」も同時に吸収できますので、結果的にはスピーキング力の上達、発音を上達させる方法として効果を発揮します。


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ネイティブイングリッシュ
ネイティブイングリッシュは主に”スピーキングとリスニングを上達させる”という点が学習の肝になっています。その為、学習スタイルとしては主に「音声が主体」の教材になっています。

そして、この教材の為だけに独自に開発された「2段階のスピード音声」のシステムを使って英語学習をしていきます。また、私が英語学習をする際に最も大切と考えている「英語の例文」もたっぷり収録されています。

そして、シチュエーション別の実際の会話を通して英語を学んでいくので、とにかく頭に入りやすいです。つまり、よくある教科書的なつまらない内容ではなく、実用的な表現やフレーズを学ぶ事が出来る教材になっています。

以上の理由からスピーキング力を上達させる為には非常に重要な勉強法がつまった教材になっています。個人的には学習効果が高いと感じた教材の一つです。

Native English 公式サイト

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